スキルがあるかよりも
情熱があるかを見ている
――学生に何かアドバイスを。

メーカー 大学生活の中で一つでも、「これだけは頑張ったぞ」と力を込めて話せるものを作っておいた方がいい。勉強でもスポーツでもバイトでもなんでもいいので。就活のためじゃなくて、純粋に自分のために打ち込んでほしいですね。それがないと大学生活も生き生きしないと思うので。

商社 スキルはあまり評価していません。英語力ももちろんあった方がいいけど必須ではありません。何を見るかというと、一番は協調性。次にタフさ。人生でどんな壁にぶち当たり、その壁をどうやって自力で乗り越えようとしたか。そして会話力も見るようにしています。われわれの仕事は相手の意図をくみ取って会話していくことが重要ですから。

金融 当社もその人の経験から掘り下げて人を見ていきますね。頭の回転が速いかどうか、チームプレーができるかどうか、情熱があるかどうかの三つの観点で見ています。当社はインターンシップに力を入れていますが、そこでもその三つの観点で観察しています。ただ結局はその人が「一緒に働きたい」と思える人なのかどうかなんですよね。「なぜ当社を選んだのか」と志望動機を聞かれたら、「人です」という答えでもいいと思っています。