稼ぐ話術「すぐできる」コツPhoto:PIXTA

会議や打ち合わせ、あるいはプレゼンで、聞き手の集中力を最後まで持続させるのはなかなか難しいもの。参加者がそろそろダレてきたな、と感じたら、とっておきのひと言で一気に集中させましょう。新著『稼ぐ話術「すぐできる」コツ』を出版した年収1億円の公認会計士・起業コンサルタントの金川顕教氏が、相手を一瞬で注目させる「ひと言」をレクチャーします。

開始30分を過ぎると
出席者の集中力は落ちてくる

 人間の集中力の持続時間は、30分が限度──。

 集中力が低い人は、20分も持続できない人もいます。

 実際、どの会社であれ、会議や打合せが30分を経過すると、出席者は集中力が落ちて、ダレてきます。そんなダレてきた空気の中で、「大事なポイント」や「絶対に覚えておいてほしい重要箇所」を話すのは、何とも効率が悪いもの。

 で、そんなときは、どうすればいいのか?

「相手の集中力を一気に高めるひと言」を使うのです。

 この「相手の集中力を一気に高めるひと言」を使えば、どんなダレた会議、打合せでも、ウソのように引き締まります。

 具体的には、「大事なポイント」や「絶対に覚えておいてほしい重要箇所」を話す前に、次のような「ひと言」を入れるのです。