サイバーセキュリティーを手掛ける英スタートアップ(新興)企業「Snyk」は、直近の資金調達ラウンドで評価額が10億ドル(約1100億円)を超えた。このことは、法人向けソフトウエア会社への関心が、成長段階後期の新興企業に出資するベンチャー投資家の間で急速に高まっていることを示している。  Snykによると、既存投資家のストライプスが主導した「シリーズC」ラウンドで1億5000万ドルを調達した。10億ドル超の評価額は昨年9月の前回ラウンドで調達した規模の約2倍、1年半前のラウンドでの10倍にあたる。