ブルゴーニュ

ブルゴーニュ地方に広がるブドウ畑
ブルゴーニュ地方に広がるブドウ畑

 ブルゴーニュは、ブドウの栽培や白牛シャロレの飼育が行われており、フランスのなかで食料・食品の生産が最も盛んなエリアです。エスカルゴや最高級ワインであるロマネ・コンティもブルゴーニュ産。イル・ド・フランスより日差しが強いですが、実りをもたらす豊かな自然が広がっています。

 フランスをしのぐ大国であったブルゴーニュ公国の歴史とロマネスク芸術を楽しむこともでき、7月には国際的に有名なバロック音楽祭も開催。大聖堂や遺跡、博物館、美術館も豊富でフランスの美しさが凝縮されています。

●ボーヌ
 ワイナリーが豊富なブルゴーニュのなかでも赤ワインの生産で有名なエリアで、コート・ドール(Côte-d'Or=黄金の丘)と称されるブドウ畑が広がる穏やかな景色が魅力です。これらのブドウ畑は2015年に世界遺産に登録されました。

 高品質なワインが生産されるボーヌでは、ワインに関連する観光スポットが豊富。11月の第3週末には「ボーヌの栄光の3日間」というワイン祭りがあり、そこで開かれるオークションには、人口約2万2000人の町に世界中からワイン業者が訪れます。

フランシュ・コンテ

ブザンソンの城塞から見るのどかな風景
ブザンソンの城塞から見るのどかな風景

 スイスとの国境に面するフランシュ・コンテ地方は、環境保護区に指定されており、切り立った山から流れ落ちる滝、渓谷、森林と、美しい自然に彩られた景観を楽しめます。ウオータースポーツやトレーラーハウス、パラグライダー、スキーなどのアウトドアのアクティビティも豊富です。19世紀には時計作りが盛んに行われた地としても知られています。

 観光スポットとしてあまり知られていませんが、ル・コルビュジエが設計したロンシャン礼拝堂、アルケ・スナンの王立製塩所が、ちょっと特殊な世界遺産(それぞれ2016年、1982年に登録)として登録されています。

●ブザンソン
 フランシュ・コンテ地方の中心となるブザンソンは、毎年9月に国際音楽祭が開催される舞台として知られています。また「レ・ミゼラブル」の作者であるヴィクトル・ユーゴー、映画を発明したリュミエール兄弟が育った町としても有名です。

 ルイ14世お抱えの軍事建築家ヴォーバン設計の城塞を含むヴォーバンの要塞群は、2008年に世界遺産に登録されています。