フェイスブック、アップル、アマゾン・ドット・コム、マイクロソフト、グーグルの親会社アルファベットの株価上昇と、不幸な結末を迎えた2000年のハイテク株ブームの間に、気がかりな類似点はあるのだろうか。ゴールドマン・サックス・グループによれば、まだない。1つの理由として、同5社が2000年の株式市場の5大企業ほど割高に見えないことがある。2000年3月には、マイクロソフト、シスコ・システムズ、ゼネラル・エレクトリック(GE)、インテル、エクソンモービルがSP500企業の時価総額の18%を占めていた。ゴールドマンによると、同5社の予想株価収益率(PER)は47倍。現在の5大企業は30倍であり、決して割安ではないが、2000年代初頭に株価上昇をけん引した5銘柄ほど高くない。
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今の5大企業のほうがPERが低くて業績が力強い
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