ドナルド・トランプ米大統領の陣営は3日、ロシアによる2016年大統領選への介入疑惑を巡り、ワシントン・ポストが2つのオピニオン記事に「事実とはことなる中傷的な意見」を掲載したとして、名誉毀損(きそん)で同紙を提訴した。首都ワシントンの連邦地裁に提出された訴訟で、原告側は「数百万ドル(数億円)」の補償的損害賠償に加え、懲罰的損害賠償も要求。陣営は先週、ニューヨーク・タイムズにも同様の訴訟を起こしている。原告はまた、陣営がロシアと共謀しようとしたとするのは「中傷的な主張だ」とし、2019年4月に公表されたロバート・モラー特別検察官による報告書が「陣営とロシア政府の間に共謀はなかったとの結論付けた」とした。
トランプ陣営、Wポストも提訴 論説が「名誉毀損」
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