米民主党全国委員会(DNC)は、15日にアリゾナ州フェニックスで開催される米大統領選の候補指名獲得に向けた討論会を無観衆で行うと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた措置。DNCの担当者によると、同州の保健当局などから討論会は予定通り続行可能との助言を受けたが、関係者やアリゾナ市民らの安全が第一であるとして無観衆での開催を決定したという。11回目となる15日の討論会では、民主党の候補指名争いで上位2人のジョー・バイデン前副大統領とバーニー・サンダース上院議員(バーモント州)が直接対決する。討論会は、CNNとスペイン語放送大手ユニビジョン・コミュニケーションズが放映する。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の集計によると、10日時点の獲得代議員数はバイデン氏が670人、サンダース氏が575人となっている。
15日の米民主党討論会、無観衆で開催 新型コロナ感染拡大で
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