米在住の牧師で商業写真家のブラッド・サットンさんは13日、手元のノートパソコンが使えなくなり、新しいパソコンを買いに出掛けた。第1希望の機種も2番目の候補も店員が薦めてくれた機種も、全て売り切れだった。「ちょっといら立たしかった」。テキサス州ダラス周辺の家電店まで遠出したサットンさんはこう話した。新型コロナウイルスの感染拡大で、ノートパソコンよりも店で品薄なのはトイレットペーパーくらいだという。コロナウイルス流行の影響で、家で仕事をしたり学習したりする人が異例の規模で増え、ノートパソコンの需要が急増している。一方で、パソコンメーカーはサプライチェーン(供給網)の寸断や主要部品の不足に悩まされている。その結果、一部の米消費者は店で品切れに直面している。