20日の米株式相場は大幅反落。新型コロナウイルス対策が矢継ぎ早に打ち出されているものの、投資家を安心させるには至らなかった。ダウ工業株30種平均の終値は前日比913.21ドル(4.55%)安の1万9173.98ドル。S&P500種指数は104.47ポイント(4.34%)安の2304.92、ナスダック総合指数は271.06ポイント(3.79%)安の6879.52で取引を終えた。株式市場は小高く始まったものの、ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事が州内の事業者に対し在宅勤務を要請したことをきっかけに下げに転じた。さらに、米政権がメキシコとカナダとの国境で不要不急の往来を禁止する措置を発表したことも下げに拍車をかけた。
米株急反落、相次ぐ対策もコロナ懸念消えず
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