米国の主要航空会社は国内の旅客便について、実質的にすべて運航停止する可能性について協議している。航空業界や連邦当局の関係者らが明らかにした。また複数の政府機関は、こうした運航停止命令について検討している。関係者によると、航空会社やホワイトハウスは最終的な決定は下していない。航空会社は最低限の乗客を確保して運航を継続することに苦慮しており、さまざまな選択肢が話し合われているという。新型コロナウイルスの感染急拡大や、約8000万人を対象に外出禁止令が発令されていることを受け、航空会社やパイロット労組の幹部、連邦航空当局の関係者らの間では、既に激減している旅客便がさらに大幅に減少するのは避けられないとの見方が強まっている。
米国内の旅客運航便、実質的に運航停止の可能性=関係者
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