「トイレに籠城」「脳内に仮想のお友達をつくる」「洋書を200冊読む…」――。特集『商社の英語術』(全19回)の#6では、住友商事・双日・丸紅の商社マンたちが編み出したとっておきのユニーク英語習得術をお届けする。
【住友商事の英語術】
シャドーイングの発展形「独りロープレ」
「ナルシスティックな人ほど英語の上達が速いのでは」。そう語る住友商事の永岡学さん(経営企画部部長代理)は、独自の学習テクニックを持つ。
2006年からの米ニューヨーク駐在時代のこと。英語での会議やプレゼン対策として編み出したのが、“独りロールプレーイング”だった。「頭の中にトムという仮想の同僚をつくり上げ、妻に不審がられながらも、風呂の中などで会議やプレゼンのロールプレーイングを行った」(永岡さん)。