商社の英語術#19
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ビジネスマンとして国際情勢の把握は必須でも、英字新聞と聞くと萎縮するもの。だが、幾つかのポイントを押さえれば速読も十分可能だ。特集『商社の英語術』(全19回)の最終回となる#19では、英字メディアに詳しい立正大学のホーマン由佳教授に、速読術を教えてもらった。5つのルールを学んで今日から英語メディアに親しもう。

「週刊ダイヤモンド」2016年12月10日号の第1特集を基に再編集。数値など情報は雑誌掲載時のもの

「ざっくり」「じっくり」2度読み
簡単!英字メディア速読術

「英字新聞はハードルが高い」と思っているそこのあなた。そんな心配は無用。英字新聞には“読み方”があるからだ。こつさえつかめばスラスラと読めるようになり、英字新聞があなたの情報収集の力強い味方になる。

 ビジネスの最前線で活躍し、時間のない方にお勧めなのが見出しとリードだけを読む「ざっくり読み」だ。英字新聞の記事は「逆ピラミッド形」で構成されており、重要度が高い順序で書かれているのが特徴。見出しとリードだけでも、記事のエッセンスを十分につかめるような構造になっている。

 ただし、見出しには独特のルールがあるため注意が必要だ。例えば、カンマの使い方。文字数が限られた見出しでは、カンマはandやbutなどの接続詞の代わりに使われている。その他合わせて、五つのルールがあるが、どれも覚えてしまえば簡単なので次ページにまとめたポイントに注意して読んでほしい。