――筆者のジェームズ・マッキントッシュはWSJ市場担当シニアコラムニスト*** ***  新型コロナウイルスで世界経済が壊滅的な打撃を受ける中、米国株の優良銘柄が他国の株式と比較してはるかに好調なパフォーマンスを示している。その最たる例が、ナスダック上場銘柄の時価総額が先週、米国以外の先進国の主要指数を一時上回ったことだ。5年前の時価総額はわずかその半分にすぎなかった。  このような異例の格差は投資家に再考を促すはずだ。