ボルネオ島/Borneo(インドネシア/マレーシア/ブルネイ)

島内最高峰のキナバル山は標高4095m。島の中央を貫く山脈が望める島内最高峰のキナバル山は標高4095m。島の中央を貫く山脈が望める ©iStock

 マレー半島の東に浮かぶボルネオ島は、面積が約12万5500平方キロメートル。日本の実に1.9倍もの面積を持つ巨大な島で、インドネシア、マレーシア、ブルネイの3カ国に領有されています。島内には手つかずのジャングルが残り、オランウータンやテングザルなどの固有種をはじめとした200種の哺乳類が棲息しています。マレーシア領のコタキナバルでは、オランウータンやテングザルの保護区を訪れるツアーが人気を呼んでいます。

●オランウータン/Oranghutan

木の枝にぶら下がって移動する木の枝にぶら下がって移動する ©iStock

 ボルネオを代表する動物で、アジアで唯一の大型類人猿。マレー語で「森の人」という意味を持つとおり、生涯のほとんどを木の上で生活します。体長はオスで1m近く。腕が脚の倍ほども長く、木から木へと移動するため握力も非常に強いとされています。個体数が著しく減少しており、絶滅危惧種に指定されています。

●テングザル/Proboscis Monkey

温厚な性格で争いを好まない温厚な性格で争いを好まない ©iStock

 天狗のように長く大きな鼻が特徴のテングザルは、ボルネオ島の固有種。鼻が大きくなるのはオスのみで、大きければ大きいほどメスにモテるのです。ぽってりした太鼓っ腹もユニークで、体長はオランウータンよりふた周りほど小さな75cm程度。オランウータンと同様、普段は木の上で生活していますが、泳ぐこともできます。