米国の新規株式公開(IPO)は今週、2件の大型上場案件で息を吹き返しそうだ。  米ワーナー・ミュージック・グループ(WMG)とマーケティングデータ会社のズームインフォ・テクノロジーズはそれぞれ3日、4日に上場を予定している。ワーナー・ミュージックは今年最大のIPO、ズームインフォもハイテク関連の上場としては最大規模となる。目標価格レンジの中央値で計算すれば、両社合わせて約25億ドル(約2700億円)を調達することになる。