ITとAI
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 デジタル化は、グローバル化と並んで、国と国の経済格差、競争力の格差を生み出す最も大きな要因だ。

 とりわけITビジネスはGAFAに象徴されるように、独自の技術でデファクトを握り、ビジネスで「独り勝ち」できてしまう。イノベーションが企業競争力の源泉で、高度なIT人材をどう養成するかが、鍵になる。

 だが日本は人材投資で米欧や中国に圧倒的に差をつけられている。

高度IT人材を育てる投資
圧倒的に多い米国と好対照

 AI、ビッグデータなどの活用で産業やビジネスが根本的に変わる「第4次産業革命」をにらんで、各国では90年代後半から、IT高度人材を養成する人材投資が行われてきた。

 図表1は、日本と欧米5カ国の人材投資(OJT以外)について、1995年から2012年までの状況を比較したものだ(OJT=On the Job Training)。

人材投資(OJT以外)の国際比較(対GDP比)
(出典)経済産業省、第四次産業革命に向けた産業構造の変化と方向性に関する基礎資料 拡大画像表示