ドナルド・トランプ米大統領は15日、ドイツに駐留している米軍兵士を大幅に削減する考えであることを認め、同国政府が国防費を増額しなければ兵士の数を2万5000人以下にとどめる考えを明らかにした。縮小計画が実施されればドイツに駐留する米軍兵士は半分に減り、国防総省は残りを米国か欧州の他国に移転させる必要が生じる。トランプ氏はホワイトハウスで「彼らが支払うまでわれわれは兵士を移動させる、数多くの兵士だ」と発言。「ドイツは滞納を続けている。彼らが支払いを行うべきなのに支払っていないのであれば、われわれが現在行っていることをなぜやり続けなければいけないのか」と続けた。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は5日、ドイツ駐留米軍の縮小計画を報じていた。今回のトランプ氏のコメントは大幅な削減を公式に初めて認めたものとなる。