――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  株式市場ではカメが最終的にウサギを打ち負かす。  最も裕福になる投資家は、バンガード・グループが世に広めたような低コストのインデックスファンドにこつこつ資金を投入し、輝きを放つ新しいものには目もくれない。つまり(新興ネット証券の投資アプリで株を売買する)ロビンフッド族の対極にある人々だ。だが短期筋(ファストマネー)の貧乏人が間もなく、忍耐強い金持ちからいくらか利益をかすめ取るかもしれない。