誰もがツイッターに群がっているようだ。ただし、ツイッターが最も必要としている人々を除いてではあるが。ツイッターが23日発表した4-6月期(第2四半期)決算はどちらともつかない内容だった。一見すると魅力的だが、深く掘り下げてみると失望を誘うものだ。同社のプラットフォーム上で広告視聴が可能なユーザー数は過去最大の伸びを示したものの、新型コロナウイルス流行の影響で広告収入は大きく落ち込んだ。ツイッター株は決算発表後に値上がりし、市場から好意的に受け止められた。同社株は年初来ベースでも22日終値時点で68%上昇している。米大統領選を控えてツイッターへの監視の目が強まりつつある中、同社サービスの強みと弱みが決算で浮き彫りになった。ツイッターを1日に1回以上利用し、広告を視聴できる利用者数を指す「マネタイザブルDAU(mDAU)」は、4-6月期に前年同期比2000万人(34%)増加した。これは2018年10-12月期(第4四半期)にこの指標の発表を始めてから最高の伸び率だ。
ツイッター、決算に潜むサービスの強みと弱み
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