また、機械式地下駐車場の中には、緊急時などにマスターキーを使って全車両を地上に上げる機能がついているものもある。

 こうしたことも入居者にマスターキーの場所や使い方などを周知するだけでなく、訓練で実際に操作してみるべきだろう。

 ただし、防災意識をチェックできるのは中古マンションの場合であり、新築マンションはもちろん無理である。購入後に自らが率先して上記の取り組みをするようにしなければならない。

<風水害に強いマンション選びチェックリスト>

 立地:
 □地震・津波・高潮ハザードマップ
 □洪水・浸水・内水ハザードマップ
 □土砂災害ハザードマップ

 構造(建物の仕様):
 □地下の利用状況(駐車場・電気室・受水槽室・機械室など)
 □全面道路に対するエントランスや最下階の住戸などの高低差
 □浸水などの恐れがある箇所に対する対策として止水版などの備えなど

 管理組合の防災対策:
 □管理組合が主体となる地域リスクが考慮された
 防災(地震・火災・水災など)マニュアルの策定
 □訓練の目的が明確な防災訓練の定期的な実施
 □防災備蓄品など自助と共助の区別が明確であること