新型コロナウイルスの感染拡大で改めて注目が集まっている職業である医師。難関の医学部受験を突破し、医師になるにはどうしたらいいのか。特集『アフターコロナの医学部・最新序列』では、受験から大学選択、医学部に入りやすい高校選びに至るまで、アフターコロナの医学部事情をつまびらかにする。8月24日(月)から30日(日)まで全10回にわたりお届けする。
#1 8月24日(月)配信
70年代の私大医学部は「裏口入学率65%」の衝撃!現代医療界の構造問題
1980年代から現在までで、医学部の偏差値は急上昇した。一番低い大学の偏差値40台が、60前後まで上昇したのだ。過熱する医学部人気は、本当に医療界のためになっているのか。高久玲音・一橋大学国際・公共政策大学院准教授が医学部受験の問題点をひもときながら、医師の構造問題を解き明かす。
#2 8月24日(月)配信
偏差値37~58でも医学部の現役合格者を出した中高一貫校【82校リスト】
子どもを将来医学部に入れたいと中学受験に励んでいるのに、なかなか成績が伸びなくて悩む保護者に朗報だ。中学受験時の偏差値は低くても、医学部に生徒を現役合格させている中高一貫校が数多くあるからだ。入りやすく、卒業までの間に学力を上げてくれる学校はどこか?
#3 8月25日(火)配信
医学部にカネなし学力なしでも入れる!「秘伝ルート」を徹底検証
入学には学力に加え親の財力も必要となる医学部。だが、不幸にしてどちらも持ち合わせていなくても、諦めることなかれ。奨学金の利用や卒業後の進路選択で高額な学費が免除される手段も多く残されているからだ。気になる「何が何でも医学部を目指すルート」を徹底解説する。
#4 8月26日(水)配信
医学部合格率が高い中高一貫校ランキング!【国公立・私立医大別トップ40校】
難関医学部に現役で合格するには、高校選びも重要になってくる。医師志望の生徒が集まり、医学部に合格できる環境づくりができている高校はどこか。全国の医学部に強い高校を独自指標でランキングした。
#5 8月27日(木)配信
「おトク」な医学部はここ!入りやすく、医師国家試験の合格率も高いのは?
医学部に合格できたとしても難関はまだ残っている。肝心の医師国家試験に合格できなければ、医師になることはできないからだ。実は大学によって国家試験対策への力の入れ方には大きく開きがある。偏差値と国試合格率で「おトク」な医学部を判定した。
#6 8月28日(金)配信
医学部が「過去25年で今が最も狙い目」な理由、21年度の入試動向を解説
過熱する医学部人気に異変?2020年に行われた入試では志願者数、倍率とも横ばいとなった。新型コロナウイルスの感染拡大は医学部入試にどんな影響を与えるのか。20年の医学部入試を振り返りつつ、今後の受験動向を占ってみよう。
#7 8月28日(金)配信
子どもを医師にできる親とできない親の違い、医学部合格者の母が助言
わが子を医師にするために、親は何ができるのだろうか。どんなサポートをすればいいのか。実際に子どもを医学部に合格させた親たちに話を聞いた。
#8 8月29日(土)配信
医学部受験に必須の予備校選び、3タイプから「学力・学費・性格」で決定
全国トップクラスの生徒が競い合う医学部受験。合格のために欠かせないのが正しい予備校の選び方だ。主に3タイプある予備校の種類を検討しながら、わが子に合った予備校を見つけよう。
#9 8月29日(土)配信
医師のキャリア激変!近未来は女医急増、仕事の「おいしさ」は消滅
女子生徒も著名人も医学部受験を目指すなど、今医学部の人気が高い。だが、実際に受験を突破した後の医師のキャリアパスはどうなるのか。フリーランス麻酔科医の筒井冨美氏が医学部人気とその後の医師の働き方について解説する。
#10 8月30日(日)配信
「東大理三」医学部最高峰の光と影、医師国家試験の成績が全国平均の理由
東大理三(東京大学理科三類)といえば、日本の医学部の最高峰。日本トップの頭脳が集結しているといっても過言ではない医学部だ。なのに、医師の養成という点では評価が芳しくない。その理由とは。
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