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人は案外、何気ない雑談に助けられていることがある。しかし、今や在宅勤務や外出自粛の影響で、リアルな雑談の機会が減り、ネット上でのコミュニケーションがもっぱらだ。リアルな雑談ではなく、メールやメッセンジャー、LINEなどでの雑談を人々はどれくらいしているのだろうか。文字でのやりとりを好む人、そうでもない人それぞれに話を聞いた。(フリーライター 鎌田和歌)

あなたのコミュニケーション頻度
平均より多い?少ない?

 だいたい人と同じだろうと思っていても、実は個人差が思ったより大きいということがある。

 たとえば、家庭での食事の量。食卓に並ぶ皿の数や、茶碗に盛られるご飯の量は家庭によってかなり差があり、栄養管理士たちは肥満傾向にある人たちに「食べている量が実は平均よりも多い」と自覚してもらうことが重要なミッションの一つなのだという。
 
 同じように、持っている服の数や年間の旅行数、あるいは運動量など、自分が「普通」と思っていても、意外に平均より少なかったり逆に多かったりするもの…。

 それでは、コミュニケーションの量はどうだろうか。自分を「人見知り」だと自認している人もいれば、「コミュニケーションが好き」だと思っている人もいるだろう。一方で、他人がどのぐらい人とコミュニケーションを取っているのかは、いまいちわからない。可視化されづらい「メールでのやり取り」だとなおさらだ。

 まわりくどい説明となったが、なぜ筆者がこんな疑問を持つようになったかというと、次のような理由がある。

 筆者の友人で、「しょっちゅう知人の女性たちにメッセージ(メッセ)を送る」癖のある男性がいた。筆者もよく彼からメッセが来るなと思っていたのだが、共通の知人女性たちに聞いてみると彼女たちにも頻繁にメッセが送られてくるという。

 特に口説いたりするような内容ではなく、一般的な雑談のような内容。けれど雑談が盛り上がると、「今度食事しない?」などと誘われることもあるらしい。

 筆者はその話を聞いたとき、彼が軽薄だと思うよりも先に、マメな人だなという印象を持った。他人とコミュニケーションを取ることを割と億劫に感じるタイプである筆者は、同性の友人であってもわざわざ雑談のためにメッセを送ることは少ない。

「隣にいる人に話しかける感覚でメッセを送って雑談する人もいるんだなあ」という新鮮な驚きがあった。もちろん、そういうタイプの人たちからすれば、筆者のようなタイプが驚きに値することは分かっている。

 そんなわけで、気になったので聞いてみました。

 あなたはメールやメッセで雑談、どのぐらいするタイプ?しないタイプ?