テレワーク需要が旺盛はエレコム
アンリツは地味ながら5G関連の中心銘柄!
次にエレコム。パソコンの周辺機器のファブレスメーカー(工場を自社で持たないメーカー)。テレワーク需要でパソコン関連の売り上げが好調だ。自社で製造しないため、機動性に富む。高収益でROEは高く、持続的な成長が見込める。株価は過去10年上昇傾向が続いている。
次にアンリツ。最終製品を支える裏方的役割で目立たないが、携帯電話や基地局に強く、5G関連の計測需要が旺盛で、5G関連の中心銘柄との見方もある。食品・医薬品の異物検出機、データセンター向け測定機も好調。地味だが、こういった銘柄が大きく化ける可能性を秘めているのかもしれない。
シマノは世界中の自転車愛好家と
釣り愛好家の間で絶大なブランド力
そして最後はシマノ。変速機やブレーキなど自転車部品で世界一。製品の信頼性が高く、ブランドとして確立している。自転車部品で売り上げの80%を占めるが、リールなどの釣り具も手掛けていて、釣り具でも高級ブランドとして確立している。自転車は、コロナ感染抑制の自転車利用促進、釣り具は3密回避型レジャーが追い風となっている。自己資本比率は90%と高い。これからも安定した成長が見込まれる。
尾藤峰男
公認投資助言者(RIA)、びとうファイナンシャルサービス代表取締役
米国CFA協会認定証券アナリスト、日本証券アナリスト協会検定会員、日本FP協会CFP®認定者、1級FP技能士
1973年埼玉県立熊谷高校卒。1978年早稲田大学法学部卒。日興証券に1999年まで21年在籍。投資アドバイスなど主要証券業務に携わる。英国、カナダ、オーストラリア(現地法人社長)の3カ国に勤務。2000年に当社を開業。金融機関から完全に独立した資産運用アドバイザーとして、個人の金融資産や退職金の運用助言・ライフプランニング・サービスを、商品の販売手数料によらずに、フィー(投資助言料)のみで提供している。グローバルな投資理論や外国株投資、国際分散投資への造詣が深い。著者に「いまこそ始めよう 外国株投資入門」「バフェットの非常識な株主総会」。日本経済新聞等に記事掲載、メディア登場多数。
投資助言・代理業登録(関東財務局)
びとうファイナンシャルサービスWebサイト http://www.bfsc.jp/