コロナとの戦いでは専守防衛に徹する日本
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緊急事態宣言の延長決まる
コロナとの戦いは「終盤戦」に

 新型コロナウイルスの感染拡大が始まってから1年以上になる。欧米や中国でワクチン接種が始まり、コロナとの戦いは「終盤戦」に入りつつあるが、一方で欧州でも一部の国は都市封鎖が再び行われ、日本も緊急事態宣言の3月7日までの1カ月延長が決まった。

 コロナの感染拡大を抑えることは世界全体の課題だが、戦い方は国によってかなり異なる。日本は今どう戦えばいいのか。

国によってさまざま戦いぶり
「感染拡大」と「経済停滞」同時に

 コロナとの戦いが始まった頃、感染を抑える有効な手段は、まずは人の移動を止めて、密な空間を作らないことだった。

 このため、ロックダウン(都市封鎖)や経済活動の停止が広がり、結果として「感染の拡大」と「経済の停滞」という2つの問題が同時に発生した。「命と経済の両立」という問題が意識されるようになったのはこのためだ。