コロナ感染者が増える中、リモートワークの長期化は避けられない情勢だ。ビジネスパーソンも「リモート強者」と「リモート弱者」に二極化しつつある今、あなたは「リモート強者」か? それとも「リモート弱者」か?
そんな時、心強い味方が現れた。
ITビギナーから絶大な信頼を得ている平塚知真子氏だ。
平塚氏は、Googleが授与する資格(Google認定トレーナー/Google Cloud Partner Specialization Education)を2つ保有する国内唯一の女性トレーナー経営者。
初の単著『Google式10Xリモート仕事術──あなたはまだホントのGoogleを知らない』が発売たちまち3刷が決定。日経新聞にも掲載された。
「10%改善するより10倍にするほうがカンタン」というGoogle急成長の秘密「10X(テンエックス)」で成果を10倍にする「10X(テンエックス)・10(テン)アプリ」をフルカラーで初公開。
“日本一のマーケッター”の神田昌典氏(マーケティングの世界的権威ECHO賞・国際審査員)が「全部無料! こんな使い方、あったのか」と大絶賛。曽山哲人氏(サイバーエージェント常務執行役員CHO)が「想像以上に知らない機能があった」、三浦崇典氏(天狼院書店店主)が「Google全70アプリのうち10アプリを使いこなして仕事を劇的に変える解説書。リアルよりも成果を上げる術を伝える“リモート強者”への指南書」というノウハウとはどんなものか。
では、“リモート弱者”が“リモート強者”になる、誰も教えてくれなかった方法を紹介しよう(6回限定公開「リモート効率劇的UP! Google式10X仕事術」動画はこちら)。

Think Big, Start Small
Photo: Adobe Stock

質問
 研修の時間を取れません。
 60分で Google が使えるようになりませんか?

 政府の「GIGAスクール構想」で、G Suite for Education の導入が決まった自治体の担当をしています。

 先生方も働き方改革ですし、毎日忙しくて放課後、頑張っても60分しか時間が取れません。

 60分で Google 使えるようにしてもらえませんか?

回答
 お気持ちはわかりますが、無理です。

  Google を習得するのは、英語が話せるようになるのと似ています。

 どこまでを「使える」とするのか、イメージされるレベルにもよりますが、60分ではいわゆる「使える」状態には絶対になりません。

  Google の調査によれば、最低でも14時間以上の研修が必要です。

 英語にたとえるなら、中学生が英文法を学ぶくらいのボリュームがあるからです。

 1回の研修で、せめて3時間は時間を取って計画してほしいところです。

 新しいアプリを知り、自分で触ってみて、便利さや可能性を実感するには、絶対必要です。

 実際に60分の単発研修ではやる意味がありませんし、受講者側も消化不良を起こします。

 もちろん、60分研修を毎週1回、3ヵ月程度、継続するなら大賛成です。

 プライベートで、Gmailや Google マップを普段から使っていても、授業や校務で活用するのとはかなり勝手が違います。なぜなら、一人で使うのではなく、みんなで使う必要があるからです。

 1つのアプリで複数メンバーが同時編集したり、アプリを連携させ、データを共有する経験が、ほとんどの大人にはありません。

 すでに意思疎通ができるくらい英会話ができたとしても、英文法を学ぶことで体系的に理解できるようになるのと同じで、Google も体系的に本質を捉えることが大切です。

 つけ加えるなら、私たち人間の脳は、大人になればなるほど、感覚的に物事を学んで身につけることが難しくなります。アプリを一つひとつ体当たりで活用して使い方を習得するには時間とエネルギーが想像する以上に必要となるのです。

 とはいえ、ITツールは目には見えない「情報」です。

 実際に自分で使って体験しない限り、その有用性を実感できません。

 そのため、体験しようとしないリモート弱者は、いつまで経っても変わるきっかけをつかみにくいのです。

「千里の道も一歩から」といいますが、Google では「Think Big, Start Small」

 はじめは小さな一歩でも、とにかく踏み出すことが成功の秘訣です。

 ぜひ Google フォームや Google スライドから1つのアプリから始めてください。

 そして Google を習得する最短最速の方法は、「みんなで」ワイワイガヤガヤと使うことです。

 クラウドの本質は「共有」です。

 このたび、こうした考え方を一冊に凝縮した『Google式10Xリモート仕事術』を出版しました。ぜひ本書を活用して、全体像を理解し、具体的なノウハウ身につけていただけたらと思います(セミナー案内はこちら)。