次期大統領選挙に向けて
高まる政権交代への期待

 3月9~11日に実施された韓国ギャラップの世論調査によると、「来年の大統領選挙で政権交代に向けて野党候補が当選した方がよい」という「政権交代論」は48%、「政権維持に向け与党候補が当選した方がよい」という「政権維持論」が40%であった。

 さらにその後の世論調査会社4社の共同調査では「政権交代を希望」が53%(第一野党30%、第3勢力23%)で、「与党の政権維持」の34%を大きく上回る結果になった。

 韓国社会世論研究所が実施した次期大統領候補の支持率調査では、尹前検事総長39.1%、李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事21.7%、李洛淵(イ・ナギョン)民主党前代表11.9%となり、尹氏が与党系2人の支持率の合計を上回る結果となった。尹前検事総長の支持率が急騰した背景には、これまで次期大統領選挙への出馬が不透明だった同氏が、出馬の方向に大きく傾いたことがあげられる。

 これまで、次期大統領選挙に向けては与党が有利な展開で進んできたが、ここに来て急速に大統領に対する信頼の喪失が野党系候補を推す動きにつながってきた。