保険の営業で絶対に乗っかってはいけないセールストーク7選
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人生の節目において、「そろそろ生命保険にでも入ろうかな」と考える人は多い。しかし、じっくり考えたつもりでも、実はセールストークに誘導されている場合が多い。今回は、独身の新入社員や結婚・出産など新たなスタートに立った人がハマりやすいセールストークと、絶対に乗っかってはいけない理由を紹介する。(ファイナンシャルプランナー 内藤眞弓)

セールストークに流されていないか

「こんなはずじゃなかった」と後悔する人の共通点は、セールストークに乗っかって、勧められるままに保険を契約したということだ。

 しかし、「自分なりに検討したから流されていない」と思う人も危うい。「自分で選んで決めた」ケースでは、たとえそれが誘導された選択であったとしても、見直そうという動機は起こりにくく、そのまま長期にわたって保険料を払い続ける結果になってしまうからだ。

 セールストークとか誘導といった言葉を使ったが、必ずしも営業担当者が悪気があるとか、うそをついているという意味ではない。本気で顧客のためを思ってアドバイスしていることも多いのが悩ましい。

 それらのセールストークは、一見具体的なようでいて、実は曖昧だ。何となく受け入れてしまうものが多いが、ファイナンシャルプランナーから見れば、過大な保険料負担が資産形成に悪影響を及ぼす可能性が大きいと言わざるを得ないことがある。

 ありがちなセールストークと、絶対に乗っかってはいけない理由を示していく。

【新入社員等のシングルのケース】

<セールストーク1>
「社会人として自分自身に責任を持つことは大切です。ご両親に負担(迷惑)をかけることのないよう、多少なりとも死亡保障を準備されてはいかがですか」

<解説>
 あなたに万が一のことがあった時、貯蓄では賄えないリスクをカバーするために、保険料というコストを払って備えるのが保険だ。あなたが亡くなることで、ご両親の生活が立ち行かなくなる事態に陥るのでなければ、死亡保障は不要である。