米上院で21日、スマートフォン業界の競争上の懸念に関する公聴会が開かれ、議員やモバイル向けアプリ開発企業からはアップルやアルファベット傘下のグーグルに対して非難の声が上がった。グーグルはすでに連邦政府や州当局から反トラスト法に違反した疑いで提訴されているが、そうした提訴の多くは検索や広告事業に関連した内容となっている。今回の公聴会では、音楽配信大手スポティファイ・テクノロジーやマッチングアプリ運営大手マッチ・グループ、追跡用デバイスを手掛けるタイルなどがグーグルやアップルに関する主張を展開した。スポティファイのホレーシオ・グチエレス最高法務責任者(CLO)は、「アップルはゲートキーパーとしての独占的地位を悪用して競争を免れ、スポティファイのような競合他社を不利にしている」と述べた。
アップルやグーグルを競合他社が非難 上院公聴会
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