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今年の新入社員の教育は、テレワークで行うことになった総務課。教育担当になったAはマンツーマンで新人とオンラインで話していたのだが、どうも相性が合わず、ついに新人が退職を申し出てきた。これまで対面指導はうまくいっていたのに、オンライン指導はなぜうまくいかなくなってしまったのか。オンライン指導のあり方と解決法を社労士がアドバイスする。(社会保険労務士 木村政美)

<甲社概要>
従業員数300名の通信関連会社。
<登場人物>
A:30歳。総務課主任。Cの教育担当。
B:30歳。総務課在籍でDの教育担当。
C・D:新卒社員。
E:総務課長。40歳。
F:甲社の顧問社労士。

オンライン形式の新人指導に手応えなし

 甲社の総務課では、新型コロナ感染防止のため、今年1月中旬から全課員がテレワーク体制で業務を行っていた。3月下旬、基礎研修を終えたCとDが配属されたが、課内の事情により今年の業務指導はマンツーマンでのオンライン形式とし、教育はAがCを、そしてBがDを担当することになった。