オンライン小売業者は新型コロナウイルス危機の間、祝杯を上げ続けてきたが、今は「二日酔い」になりかけているかもしれない。米商務省が18日発表した第1四半期(1-3月期)の電子商取引(EC)売上高(アマゾン・ドット・コムなどのインターネット小売業者とウォルマートなど従来型小売業者の両方を含む)は前年同期比で39%増加した。これは、44%の伸びを記録した昨年第2四半期(4-6月期)以来、最も大幅な伸びだ。コロナ危機が発生する前は、EC売上高の成長率は約15%だった。第1四半期の終わりごろには、ワクチン接種が拡大し、コロナの影響が明らかに緩和されつつあったことを考えると、この数字は特に注目に値する。しかも、人々がオンラインで購入していた物品の中には、その時点でニーズが満たされていたものもあったと考えられる。そもそも、ジグソーパズルは一家に何個必要なのだろうか?
米オンライン小売り、絶好調に忍び寄る影
コロナの影響が薄れ、ネット通販の伸びは鈍化
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