株式投資よりアパート1棟経営がFIRE(経済的自立と早期退職)への近道!
不動産投資を始めて5年、アパート7棟を保有、資産7億5000万円を築いた。目標は、40歳までに資産100億円を築くこと。経済が疲弊した愛着のある地元を自分の力で再生する資金作りのためだ。現在、年間家賃収入7000万円、年間キャッシュフロー(手元に残るお金)2000万円を得ている『元証券ウーマンが不動産投資で7億円』の著者が、知識ゼロから不動産投資で安定的に資産を増やせる方法を徹底指南する。
いい加減なことが重なり
管理会社とちょっと揉める
物件:築25年 鉄筋コンクリート造店舗付きアパート(2店舗 1K・8室)
価格:9200万円 家賃:4万円台(テナント10万円台) 利回り:7.44%
金利:1.88%(信用金庫) 自己資金:200万円 返済期間:35年
4棟目は、はじめての店舗付きアパート。
「1年間家賃保証」が付帯するなど条件がよかったので購入しました。
家賃保証があるので、のんびりしていたのですが、2つある店舗スペースの1店舗の空室がなかなか埋まらず、ちょっと焦りました。
もっと焦ったのは、空室の店舗スペースに水道管が引かれていなかったこと。
図面には水道管が記載されているのに、実際にはなかったのです。
さらに1階の店舗スペースの電気ブレーカーが、2階の住居スペースにあったことにも驚かされました。
いい加減なことが重なったので、さすがに見過ごせず、管理会社とちょっと揉めたりもしました。
空室だった店舗スペースが、「1年間家賃保証」が切れるギリギリのタイミングで、弁当店の入店が決まったのでホッとしたのも束の間、今度はもう1店舗のラーメン店が営業不振で退去することになりました。
立て続けの空室対応となりましたが、退去するラーメン店のオーナーが、次の入居者を見つけてきてくれて助かりました。
それもまたラーメン店で、内装をそのまま引き継ぐ「居抜き」で入居。
原状回復が必要ないので、退去するラーメン店のオーナーも大家の私も、手間も費用も省けて助かりました。
弁当店もラーメン店も、上階のアパートに住む単身入居者にとっては便利で喜ばれています。
一方で、今回はたまたま運がよかったものの、店舗付き物件の「客付け」(入居者斡旋)は大変なことを痛感しました。
この時点で、私の不動産は資産3億7400万円。
家賃収入から諸経費や返済金、税金を差し引いて残るキャッシュフロー(純現金収支=手元に残るお金)は当時、野村證券の社員としてもらっていた年収約600万円を超えました。
そして、お付き合いしていた男性との結婚を機に退職し、専業の不動産投資家としての道を歩むことにしたのです。
1989年愛知県生まれ。2013年大学卒業後、野村證券入社。配属された東海地方で新人にして営業成績トップとなり、社内最年少でセミナー講師に抜擢される。出身地の経済が疲弊し、将来的に自分の手で地域活性化をするという大きな目標を掲げ、その資金獲得のため不動産投資をはじめる。40歳までに資産100億円を築き、財団を設立して地元を活性化するのが目標。2015年、26歳で1棟目となる中古1棟アパートを購入。その後も1棟買いを続け、入社4年目に退社。現在は7棟68室(総資産7億5000万円)のオーナーとして、年間家賃収入7000万円、年間2000万円のキャッシュフロー(手元に残るお金)を得ている。2021年夏に有料メルマガ「お金ビギナーのためのマネ活部」をスタート予定。お問い合わせ等は、こちらのアドレスまで(info-emily@diamond.co.jp)。