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コロナ禍で、以前よりもECサイトで買い物をするようになったという人は多いでしょう。AmazonなどのECサイトで商品を選ぶときに、多くの人が頼りにするのが、購入した人たちの口コミやユーザーレビュー。ところが時々、ウソのレビューが混じっており、「信じて購入したのにだまされた!」という事態になってしまうことがあります。こうしたニセの口コミがどうやって作られるのか、その手口を紹介します。(ITライター 大和哲)

ECサイトの口コミやレビューが、あてにならないことがある

 Amazonや楽天市場などのECサイトで買い物をする際、同じジャンルの製品でどれを買おうか迷うことがある。そんなとき、多くのユーザーが判断材料にするのが、ユーザーのレビューだ。

製品を買うときに参考にしたいユーザーレビュー。だが、これがあてにならないことがある Photo by Satoshi Yamato製品を買うときに参考にしたいユーザーレビュー。だが、これがあてにならないことがある Photo by Satoshi Yamato

 同じような価格帯の製品なら、レビューの評価の高い商品の方を買おうと思うだろう。レビュー評価の高い方が価格が少し安かったりすれば、なおさらだ。

 しかし、ユーザーレビューの評価が高かったはずなのに、買ってみるとハズレだった、という商品がたまにある。なぜこの商品の評価が高かったのか不思議でならない。イヤミ評価の一つも書いてやろうかとその商品の販売ページを見てみると、なぜか他のレビューはごっそり消えてしまっていることがある。

 一体、こんなことがなぜ起こるのだろう?