フリーランスの確定申告、知らないと大損する「4大節税メリット」確定申告では、「白色申告」と「青色申告」の2種類があり、フリーランス(個人事業主)の場合はどちらかを選択することができる。青色申告をした場合のメリットとは? Photo:PIXTA

コロナ禍でフリーランスが増えた昨今(ランサーズ調査「新・フリーランス実態調査2021-2022年版」)、今年が確定申告デビューという人も多いのでは。また、白色申告からお得な青色申告に変えたものの慣れない作業に戸惑っている人、帳簿づけに毎年うんざり……という人、自己流ですませているので間違っていないかヒヤヒヤな人など、申告の悩みはいろいろ聞こえてきます。そんなみなさんのお悩みを払拭すべく、『超シンプルな青色申告、教えてもらいました!』(青春出版社)の著者で公認会計士、さらに「簡単仕訳帳」の開発者でもある藤原道夫さんに、青色申告についてお聞きした内容を抜粋、掲載します。(聞き手/中山圭子、イラスト/コジママユコ)

「青色申告するほど稼いでいない…」で損をしないために

――そもそもですが、青色申告する人っていうとバリバリ稼いでいる印象で、「自分は関係ないな」って思うフリーランスさん、けっこういるんですよ。たとえば、開業初年で赤字確実だったり、なんとか食べていけるくらいの稼ぎだったり……、そんなフリーランスでもホントに青色申告するべきですか?

藤原 フリーランスになると、「青色」かどうかは別として、「事業開始の届出」を出して、事業所得として確定申告することになります。開業初年のフリーランスで、会社を退職した年の事業所得が赤字の場合は、確定申告で給与所得と合計するので(損益通算)、所得が減って、給与から天引きされていた税金が戻ってきます。青色申告にすると、開業初年以外でも赤字になったら「損失の繰越」が使えますよ。