キーエンス流!「基礎研究なし、自社工場なし」が超高収益実現の究極の鍵である理由とは? OBとアナリストの対談で解き明かす特集『キーエンス 超高収益の仕組み』(全5回)最終回【進化編】では、時代のニーズに適応し続けてきたキーエンス流「進化の哲学」について解説します。(ダイヤモンド編集部 動画/久保田剛史、企画/竹田幸平)

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今回の動画で学べるTOPIC
・「自社工場なし、基礎研究なし」が超高収益を実現するワケ
・一貫してものづくりを行ってきたキーエンスが、データビジネスを始めた狙い
・本社オフィスに三葉虫の化石が並ぶ理由、時代のニーズを汲み取る「キーエンス進化論」

高杉康成(たかすぎ やすなり)
コンセプト・シナジー 代表取締役
元株式会社キーエンス本社新商品・新規事業企画担当。入社後、営業所に配属されコンサルティング営業を学ぶ。営業職時代は全国ランキング表彰、新商品や業界情報などに役立つ有効情報提供大賞を受賞。その後本社の新商品・新規事業のプランニング部門へ異動。世界初・業界初を中心としたオンリーワン商品を多数企画立案し、新商品開発プロジェクトリーダーとして多数の商品開発に携わる。
退職後、新規事業・新商品開発を中心としたコンサルタントとして独立。製造業向けの「独自性の高い商品開発」だけではなく、店舗やサービス業などにおいても「オンリーワン高付加価値ビジネス」を作り出すために、上場企業をはじめ様々な規模・業種の企業に対して新規事業や新商品開発、あるいは高収益をあげるための仕組みづくり、ソリューション営業強化などのコンサルタント活動を行っている。
小宮知希(こみや ともき)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 シニアアナリスト
生命保険会社、コンサルティングファームを経て、住友信託銀行(現三井住友信託銀行)、明治ドレスナーアセットマネジメント(現明治安田アセットマネジメント)、日興アセットマネジメントでアナリストとして勤務、2010年三菱UFJモルガン・スタンレー証券入社。現在は精密機器・民生用エレクトロニクスのセクターを担当。バイサイド出身である強みを活かし、事業環境・経営戦略の変化の分析に加え、株価により焦点を当てたタイミングよい情報提供、的確な銘柄選別を心がけている。加えて、企業の持つ経営や人材の質、歴史的背景、企業体質といった本質的な価値を含めた数量化しにくい部分も銘柄判断において重要視している。