【4大習慣】自分の足で歩んでいく覚悟を持つ
森脇:多くの人が、日々いろんなレベルで挑戦して、物事に序列をつけたがっています。
でも、忘れたくないのはは、自分自身のジャッジメントというのは自分ではできないし、他人にもできないということ。
一番大切なのは、「自分が自分の人生を歩んでいること」を忘れないことです。そして、自分の人生の道を変えられるのは自分しかいない。
極論になってしまいますが、私は人の生死を扱う仕事をしています。モータースポーツで何百キロという速度で転倒して、大切な人を失う経験をたくさんしてきました。
だからこそ「頑張ったけど、できなかったよ」ではすまされない。
人の命を預かっているので、仕事を全うするためであれば、本当に自分自身がどう周りに思われようがかまわない。物事をまっすぐ見るようにしていて、その中で気づくことがあります。
どんなに家族がいても、どんなに愛する人がいても、子どもがいても、友達がいても、大金持ちであっても、そうでなかったとしても、最後棺桶に足を入れるのは1人なんですよ。
「最後は1人である」ということです。
それをいつも私は頭に入れていて、だからこそたった1人では生きられない。でも最後にこの世を去る時は1人で去るんですよね。
極論、その時にどう生きていたかということが大切であって、だからこそあきらめないでほしい。どんな人生であっても、自分が自分で誇れる人生がいい人生だと思います。
友達がたくさんほしいでもいいと思うし、お金持ちになりたいでも、世界で活躍したいでも、この会社で終生働きたいでも、スタートアップして大きな企業をつくりたいでも、大きなことじゃなくても何でもいい。
ただ自分の中でやりたいことがもしあったのなら、何かがあるからできないっていう言葉を横に置いて、今自分が一歩踏み出すにはどうしたらいいかを考えてほしいです。
ぜひ半歩でもいいから、自分自身で自分の背中を押してあげてほしい。
他人に応援してもらって一歩押してもらう時でも、その人に押してもらえたという事実を受け止めて、結局は自分で一歩を踏み出すことを選んでいる。
最後は自分しか頼れない、だからこそいろんな人を大切にしましょうということを、最後の言葉で伝えたいです。
星:本当に素晴らしいメッセージをありがとうございます。
ぜひ多くの方に読んでいただきたいと思います。
p.s.「スタンフォード式生き抜く力」では、同調圧力のきわめて強い日本社会で、日本人がどうやって生き抜いていくか。その心構えだけでなく、心と体を根底から癒す科学的メソッド&エクササイズを多数紹介しています。気になる方は、ぜひご参照ください。