就活生も意識したい
社会貢献への取り組み

親世代の“当たり前”はもはや通用しない?子どもの「働き方とキャリア」の新潮流

 さらに、最近よく聞くSDGs(持続可能な開発目標)やESG(環境・社会・ガバナンス)という言葉も、実は就活につながる。  

 今の時代、企業には利益追求だけでなく、社会や地球規模の課題解決にビジネスを通してどう貢献していくかが問われる。大手・有名企業ほどSDGsやESG対応に舵を切っている。就活においても、それらに対する基本的な理解と自分なりの経験や意見を持っておくと間違いなくプラスになる。

 これまでも、時代の転換期には、新しいトレンドを先取りした企業や業種が大きく成長した。これからの企業選びにおいても、そうした視点をぜひ持っておきたい。

 今の就活生世代は、小さい頃から小学校・中学校受験、スポーツをはじめとするさまざまなクラブ活動などを、親のサポートのもと、親子で経験してきた人が多いだろう。

「親子就活」は、親にとってはこれまでの子との関わり(子育て)の総仕上げといってもよい。

 我が子が社会人として、どうすれば立派に巣立っていくことができるか。親としてしっかり考え、全力で応援してあげてほしい。