英語学習を多忙でも続けられる人の「4つの時間捻出法」、あなたに合うのは?写真はイメージです Photo:PIXTA

社会人が英語学習を継続するためには、仲間と共に学ぶピアラーニング(集団学習)がおすすめだ。その良さを存分に取り入れたサービスとして、継続学習を後押しする「Gariben」を前回の『英語学習「毎日90分×3カ月」を週3出張の多忙人が続けられた仕組みとは』で紹介した。後編では、忙しいビジネスパーソンが英語学習を続ける原動力は何なのか、そして、忙しくても成果を出す具体的な学習法について解説していきたい。(大人の英語習得法リサーチャー 高野美穂)

3カ月ガッツリ英語学習、
脱落せず続けられるのはなぜ?

 仲間と集団で、3カ月の継続学習をする「Gariben」は、3カ月ほぼ毎日90分以上の英語の勉強を課す。厳しいタスクにもかかわらず、脱落率が少なく、独学では約25%しか続かないとされる英語学習において、「Gariben」によって最後まで走り切れた参加者は96.8%だという。英語学習は比較的学習時間を裏切らないと言われるため、その成果は顕著で、TOEICのスコアUPは平均で100以上、最大で225点と英語学習業界で話題になっている。

 ただ、英語力向上のために、TOEICのスコアアップに意味があるのか、懐疑的な人も少なくないだろう。そこで、筆者も実際このサービスに「潜入取材」し、TOEICの勉強をしてみた。そこでわかった実態と学習の結果を感じたままにお伝えしたい。

 なお、参加者の多くは忙しいビジネスパーソンだ。毎日90分の時間を捻出するのも簡単ではないだろうに、どうやって継続して勉強ができるのか。また、学びたい理由は何か。