出社はやはり不要?テレワーク進化版「バーチャルオフィス」導入企業を直撃仮想空間に20以上のフロアを持つバーチャルビルを構築しているエン・ジャパン。業務以外にも社員研修やイベント、交流会などに活用している

急速に拡大する
バーチャルオフィスとは

 コロナ禍でテレワークへ移行する企業が急増した今、「バーチャルオフィス」を導入する企業が増えている。バーチャルオフィスとは、オンライン上で仕事をするための仮想空間のこと。社員は自宅にいながら、出社時とほぼ同様に仕事ができるサービスである。

 昨年11月にITR Market Viewの調査で発表されたバーチャルオフィス市場の売り上げ調査によると、2022年は30億円だが、3年後の2025年には約100億円まで拡大するとの予測が出ている。

 こういった状況を背景にさまざまなバーチャルオフィスが相次いでリリースされている。