テニスボールを使った
「肩・背中ほぐし」
二つ目は、家でしっかりほぐすセルフマッサージ。その際「テニスボール」を使うことで、ひとりでは手が届かない背中と、首・肩の境目の凝りがほぐせるという。
「ここでは、エイジングデザイナーの村木宏衣先生(**)が指導されている『テニスボール整筋』という方法を用います。ほぐしたい筋肉をテニスボールで抑えたまま、腕や足、首などを動かすことで、硬くなった筋肉を奥まで効率よくほぐせるのが特徴です」
(**)…エイジングデザイナー・村木宏衣氏の「整筋」メソッドは、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディーメイクなど、女性の姿勢や肌、髪を土台から立て直すメソッド。著書に『10秒で顔が引き上がる奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)など
100円ショップのボールでも問題ないが、頑丈な硬式テニスボールがベストだ。
最後の仕上げに、ボールを背中から外し、ひじを上げて大きく円を描きながら、肩甲骨の周りを床に押し付けるようにほぐす。5回ずつ内回し・外回しを行う。
「ボールによる刺激の強さは“イタ気持ちいい”くらいが目安です。ボールのみでは痛みが強すぎるという人は、テニスボールの上にタオルを重ね、肌当たりを和らげましょう。また、テニスボールの上に横たわって深呼吸するだけでも背中はほぐれます」