「肩・首・背中のつらさ」に効くセルフマッサージを伝授、イラストで解説写真はイメージです Photo:PIXTA

仕事帰りや休日、マッサージ店で凝り固まった体をほぐしてもらうのが、唯一の楽しみになっているビジネスパーソンもいるだろう。しかし、時間や金銭面の制約があるため、毎日マッサージ店に通うのは難しい。そんなときに取り入れたいのが「セルフマッサージ」だが、自らの手で凝りを解消するにはコツが必要だという。そこで『肩こり 便秘 たるみ むくみ うつうつを自分の手でときほぐす!ひとりほぐし』の著者・崎田ミナ氏にセルフマッサージのメリットやコツ、おすすめのほぐしワザについて話を聞いた。(清談社 真島加代)

気持ちよさを実感できる
セルフマッサージを紹介

 自分の手で自らの凝りをほぐす“セルフマッサージ”。いつでも手軽にできるのが最大のメリットだが、自分で肩をもんだりたたいたりしてみても、本当に効いているのかわからない……。現在発売中の『肩こり 便秘 たるみ むくみ うつうつを自分の手でときほぐす!ひとりほぐし』(日経BP)は、そんなセルフマッサージのモヤモヤを解決する一冊だ。

 著者は、イラストレーターで漫画家の崎田ミナ氏。イラストレーターの彼女が、セルフマッサージに興味を持ったきっかけとは。

「昔から整体院やアロマトリートメント、リフレクソロジーなど、さまざまな種類のマッサージ店に行くのが好きだったんです。好きが高じてセルフマッサージの本を購入し、自分でマッサージをしてみましたが、初めはいまいち効果があるのかわかりませんでした。しかしその後、ヨガの教室に通うようになり、ポーズを取る前に体をほぐすためのセルフマッサージを学ぶ機会があったんです。先生から正しい指導を受けるうちに、自分の体にかける力の加減やコツがわかってきて、さらに興味がわきました」

 そこで彼女は「専門家に話を聞いて、気持ちよさを実感できるセルフマッサージを広く紹介したい」と考え「日経ヘルス」(日経BP)にて「体と心をときほぐすマッサージ」という連載をスタートさせたという。