1日のルーティンを構築する
ダイエット成功の秘訣その壱
計画を実行に移す以前の私の生活は、毎日のルーティンと呼べるような食習慣や運動習慣など全くなく、ただその時々の気分で食べたいものを食べ、身体を動かしたくなればちょっと運動する、といったような毎日でした。
朝食を摂る日もあれば、気分が乗らずに抜いてしまう日も珍しくありませんでした。昼食は13時以降に。投資家という仕事柄…ときには夜19時近くなって、ようやくランチ(!?)にこぎつけるといった日もありました。時間が遅くなればなるほど、ずっと間食をし続けることにもなっていました。夕食に関しては、仕事や個人的な用事に応じて会食をしたりしなったり。ロックダウンが解除されてからは、会食の頻度も増してきました。さらにその上にわたしは、カフェインまみれの生活をしていたのです。
そういうわたしがまず取り組んだ改善点は、一日のルーティンとして…食事時間を決めることです。
●朝食:朝7時~8時の間に摂る
●昼食:15時~16時の間に摂る
●夕食:20時~21時の間に摂る
余計なカロリー摂取を避けるべく、甘いシェイクなどは遠ざけました。日中ちょっとお腹が空いたときには、ベリー類をおやつ代わりに食べました。カフェインについては午前中のコーヒー1杯、それとジムに行く前のエスプレッソ1杯に制限しました。そうしてその日その日の場当たり的な食生活を改め、食事の時間を柱とするような時間割で臨む生活に切り替えていったのです。
無理なく「ウォーキング」を取り入れる
ダイエット成功の秘訣その弐
さらに朝食後のウォーキング、夕方のウォーキングといったアクティビティも、毎日のスケジュールに組み込みました。そしてウォーキング中に必要な電話をかけたりすることで、仕事に支障をきたさぬようにも心がけました。
その上で週に4回、13時~14時の間をジムでのトレーニング時間に当てました。ジムではウエイトトレーニングを中心に、ときどきストロングマントレーニング(=タイヤや丸太、石、そりなどを使い、普段とは異なる刺激を筋肉に与え飽きのこない筋トレ)も取り入れました。
この「ストロングマントレーニング」はかなり苛酷ですが、筋肉を正しく使いながら集中力の維持するための訓練になるよう、理想的なフォームを徹底して行うよう意識を向けて取り組んでいます。
そうして各セットを確実にこなし、さらに最後の1レップまで気を抜かずに力を出し切るということの大切さをトレーナーから教えてもらいました。その上で、「カロリーを意識した計画的な食生活こそが、望みの結果への近道」ということも学んだわけです。
減量成功と結果:102kg → 71kg
肉体改造計画のスタート時には約102kg(225ポンド)だった体重も、今では約71kg(157ポンド)にまで減りました。つまり9カ月間で、約31kg(66ポンド)の減量を達成したということになります。年末年始の2カ月はトレーニングを行わず、食事制限も解除していましたので、実質7カ月で減量に成功した計算になります。