肩を鍛える筋トレ種目「Zプレス」とは?

 最初にこの種目名の由来としては、リトアニア出身のパワーリフターでありプロのストロンゲストマン“BIG Z”と呼び名のあるズルーネス・ザビッカス選手(Zydrunas Savickas)のファーストネームの頭文字から付けられたと言われています。

 現在も活躍している彼は、「ストロングマン・コンテスト」の最高峰とされるWorld’s Strongest Manや、アーノルド・シュワルツェネッガー氏が創設したアーノルド・ストロングマン・クラシックなどの有名な大会で何度も優勝経験のある人物です。これらは、出場歴のある選手を始め世界各地から力自慢の男女アスリートが集結し、その人間離れしたパワーを競い合うコンテストになります。

座りながら行うショルダープレス「Zプレス」で鍛えられる筋肉の部位は?

・三角筋…肩まわりを覆(おお)う三角筋前部・中部・後部
・僧帽筋(そうぼうきん )…首から肩にかけての筋肉
・上腕三頭筋…腕の裏側の筋肉
・体幹(腹筋)

 この「Zプレス」は床に腰を下ろし、両脚を前に投げ出した体勢で行なうというユニークなフォームがポイントです。

 とにかく下半身の自由を奪い、体幹の安定に全神経を集中させるという意図から効果を最大限引き出そうというもの。この「Zプレス」の体勢からなら、背中を丸めるとリフティングがそもそも成り立ちません。特にケトルベルやダンベルなどの重いウエイトを使う場合は、「ショルダープレス(=オーバーヘッドプレスと同種目)」を正しい姿勢で行なうことの意味を再確認することができる絶好の機会となるのです。