![部下の仕事ぶりが一変する「リーダーの話し方」、刺激すべき部下の感情とは](https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/0/1/650/img_010351b83b4ffa780ebaaeb49564cc75230700.jpg)
おすすめポイント
2020年から2022年まで3年連続で「一番読まれたビジネス書」(日販調べ)に輝いた大ベストセラー『人は話し方が9割』。本シリーズの最新刊のテーマは「リーダーの話し方」だ。
![『リーダーは話し方が9割』書影](https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/f/3/250/img_f336df6c7557abb18f34a9e1c174a41e70592.jpg)
本書『リーダーは話し方が9割』における「リーダー」とは、企業の経営者やマネジャーだけではない。コミュニティの責任者やパートのチーム長、学校の先生、お子さんがいる人など、「1人でも導くべき人がいる人」を対象にしていると著者はいう。便宜上「部下」「下の立場の人」などと表現されているものの、子ども、メンバー、生徒、後輩などに読み換えられる仕立てだ。
リーダーの話し方ひとつで「部下」の仕事ぶりはガラリと変わる。本書の印象的なエピソードを紹介しよう。
著者が行きつけの飲食店に入店したところ、いつもとは様子が違うことに気づいた。カウンター席に座ってよく観察してみると、いつもなら場を仕切っている店長が後ろに下がり、別のスタッフがメインに立っている。スタッフの胸には「キッチンの新米リーダーの高橋です」の名札。緊張している様子の新米リーダーに、周りのスタッフたちは「はっきり指示出して!」と強い口調で呼びかけている。