アンドリュー・ヒップルさんは最近、TikTok(ティックトック)の金融インフルエンサーから、キャッシュ(現金・現金同等物)がこの10年余りで最も高い利回りを提供していることを知り、保有する株式を減らし始めた。ペンシルベニア州在住の会計士であるヒップルさん(27)は、株式相場の下落に備え、価値が安定したファンドや高利回りの預金口座に資金をシフトしていると話す。1万ドル(約140万円)近いポートフォリオの約10%を、S&P500種指数や小型株、新興国市場資産に連動する幅広いファンドから、利率保証契約(GIC)や短期金融商品に投資するフェデレーテッド・ハーミーズ・キャピタル・プリザベーション・ファンドに移した。利回りは2.44%だ。ヒップルさんはメッセージングプラットフォーム「ディスコード」で拍手喝采を浴びた。