4. プローン・リトラクション|「肩関節周囲炎」痛み改善・予防ストレッチ

四十肩・五十肩を防ぐストレッチ4選、理学療法士おすすめの姿勢・セット数は?MEN'S HEALTH US

・効果的な理由

 拮抗筋(きっこうきん)とは、狙った筋肉の動きに反対の動きをするものです。身体のすべての筋肉には、拮抗筋があります。肩の場合は、背中の上部の筋肉がそれにあたります。「肩関節周囲炎」になるとこの筋肉が非常に硬くなるため、ここを鍛えることが重要なのです。

フック・ライン・プルオーバーやり方

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1. うつ伏せになり、両腕を体の側面に密着させます。
2. 肩甲骨を寄せるようにしながら、両腕を宙に向かってゆっくり上げます。
3. 首と腰がゆったりできていることを確認し、床に押しつけるようにします。
4. 痛みを感じず心地よければ、腕を身体からさらに遠ざけるようにします。けれども、肩の高さ以上にはあげないようにしてください。

〈アドバイス〉

 このエクササイズも筋肉を回復させるために時間が必要ですので、1日1回だけで、10~15レップを3~4セット行いましょう。

Source / Men’s Health US
Translation / Kazuhiro Uchida
※この翻訳は抄訳です。

Text by Brett Williams, NASM and Hikaru Sato

四十肩・五十肩を防ぐストレッチ4選、理学療法士おすすめの姿勢・セット数は?