2位は「ネット専業」旅行事業者
上期決算は赤字に沈む
2位は、旅行事業者のベストワンドットコム(東京都)。インターネット上で旅行商品の取引が完了する「OTA(オンライン・トラベル・エージェント)」として船旅を専門に取り扱っている企業だ。
平均年収は280.1万円、従業員数は24人、平均年齢は31.6歳だった。
同社の23年7月期・上半期(22年8月~23年1月)の連結決算は、売上高が前年同期比160.9%増(約2.6倍)の2億2000万円、営業損益が8700万円の赤字(前年同期は8300万円の赤字)、最終損益が9000万円の赤字(前年同期は8700万円の赤字)となっている。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う減収からは復調しつつあるものの、集客力の強化に向けて広告宣伝費・人件費を積極投入した影響などで、利益面は赤字に沈んでいる。
3位は、障害者の就労支援などを手掛けるマルク(愛媛県)。平均年収は297.0万円、従業員数は73人、平均年齢は33.4歳となっている。
4位は、旅行会社のHANATOUR JAPAN(東京都)。韓国の大手旅行会社ハナツアーの日本法人で、訪日観光客向けの団体パッケージツアーなどを販売している企業だ。
同社の平均年収は298.4万円、従業員数は66人、平均年齢は36.0歳だった。
5位は、婦人靴の企画や販売を手掛けるアマガサ(東京都)。平均年収は306.5万円、従業員数は66人、平均年齢は37.3歳である。
ランキング完全版では、6位以下の全200社の順位と平均年収を掲載している。
6位以下には、著名居酒屋チェーン「塚田農場」の運営企業を傘下に持つエー・ピーホールディングス、スマートフォンゲームの攻略情報を配信するAppBankなど、名の知られた企業がランクインしている。
各社の順位と平均年収はどうなっているのか。ぜひ、確認してみてほしい。
(ダイヤモンド編集部 濵口翔太郎)