友人と何を食べに行くかでいえば、
日本酒×和食なら「魚見茶寮」
VS
ホルモンなら「婁熊東京」
このように2つ以上の選択肢を作った上で選ぶ。
比較して語ることで「なぜ、それを選ぶのか?」を自然と言語化できる。
ここでは僕の大好きなお店を2店挙げていますが、皆さんもそれぞれ思い浮かべてみてください。
ものすごく簡単に言うと、対面でじっくり仕事の相談をしたいから、カウンターがメインの「魚見茶寮」より、テーブルもある「婁熊東京」にしよう、といった具合です。
逆に、「魚見茶寮」であれば、「今回はちょっとややこしいプライベートな相談をしたいから、“酔わずにいられない”ということで、日本酒が合う「魚見茶寮」にしよう!」という感じ。
このように、2つ以上の答え=解答を作ることで、もう一回転、思考を回すのです。
仕事の話でも当然同じことです。
あなたは新規事業の立案を任され、2週間後にプレゼンをすることになりました。セクシーなプロセスを経た上で皆さんはアイデア2つ以上は当たり前。新規事業であれば8つくらいのアイデアを作る。それが自分の価値である。というふうに考えてほしいのです。
「2つ以上の選択肢を作り、選ぶ」は、3ルールの中ではもっとも自分でチェックしやすいので、必ず暗記し、実生活やビジネスに取り入れてみてください。
違う言い方でこの章の話をまとめると、2つ以上の答えを作りながら戦っていれば、「答えのないゲーム」の戦い方として正しい。1つの答えでどや顔をしていたら話にならない。自分はポンコツだ!と自覚し、もう1つ選択肢を作ろう、ということになります。
「答えのないゲーム」の戦い方(3)
「答えがない」のだから、○○、時には○○
(3)「炎上、議論が付き物」=
議論することが大前提。時には炎上しないと終われない
3ルールの中でもっとも苦手な人が多いのが(3)です。
上司から仕事を振られて、せっせとまじめに取り組み、ある程度できたところで上司に「こんな感じなのですが、いいですか?」と聞く。
最悪だ。
これが「諸悪の根源」です。
思い出してください。
ホウレンソウ(報・連・相)は「答えのあるゲーム」の始まり、というやつです。