なぜなら、自分に完全に合う職場や仕事など存在しないし、自らがその組織や仕事に適応することが先決と考えているからです。
また、自己成長や自己実現のために、他社に簡単に移るのもどうかと思っています。
周りの影響を考慮しない行動を私は快く思いませんし、他社でそれが達成できる保証もありません。
私は今回、前職の事業廃止により退職を余儀なくされましたが、転職は今回限りにしたいと思っています」
→転職への慎重なスタンスが明確で、離職率の低い応募企業と方向性が合致していることを予感させます。また、仕事や会社への甘さがないことも伝わってきます。
転職回数が多いことを、どのようにお考えですか?
○面接官が知りたいのはココ
言い訳がましい話は聞きたくないよ
将来に向けて、やる気や覚悟を語れるかな?
転職回数が多いという事実は変えられないので、どう捉えているかを問うものです。
言うまでもなく、回数が多いのは明らかにマイナス評価になります。一概には語れませんが、若手で3回以上なら多いでしょう。
だからといって、一つひとつの退職理由を長々と説明すると、よけいにマイナス印象になります。
転職を繰り返したのが過去の話であることは、面接官も理解しています。
だからこそ、ここは過去をしっかり振り返り、簡潔に自分なりの弁明を述べることで真摯さ、誠実さ、潔さを伝えてください。
その上で、心を新たに応募企業で腹を据えて働く覚悟、たとえば、
「転職は今回が最後と決めております。チャンスを頂ければ、御社で全力を尽くして働きたいです」
といったように、入社意欲、勤労意欲をPRしてください。