杉並区議会議員のツイートが物議をかもす
今回の「騒動」の発端は、東京・杉並区のわたなべ友貴区議会議員のツイートだった。
杉並区の男女平等推進センターでは、7月1日に『82年生まれ、キム・ジヨン』の翻訳者である斎藤真理子さんを招いての講演が告知されていた。わたなべ議員は、この告知ポスターの画像を添えた上で、6月26日にこうツイートした。
男女平等推進センターで、韓国文学の話をされるそうなんですが、
どのような関連があるのか、いまいち分かりにくいですね(汗のマークの絵文字)
調べたら、講演される斎藤真理子氏が翻訳された、「82年生まれ キム・ジヨン」という作品が、女性の生きづらさを描いているようです。
#杉並区 #自民党
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※ツイートでは斎藤氏の名前の後にツイッターアカウントが添えられ、読んだ人が斎藤氏のアカウントを確認しやすいようになっていた。引用の際に割愛。(参考)
このツイートに対して、話題となり映画化されたベストセラーを知らないのかといった内容の批判が相次ぐと、わたなべ議員はこれらの批判ツイートのスクリーンショットと「キム・ジヨン」単行本の画像を添付した上でこうツイートした。
この作品を知らないと呟いたら、議員に向いてないだの、アンテナが低いだの、沢山コメントしていただいたので、#ブックオフ で買ってきました!!
世の中的に、作品を知ってるのが常識だったみたいです
ちなみに、本屋はよく行きます。息子の絵本と週刊プロレスを買いに。
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(参考)
このツイートを議員として幼稚すぎると受け止めるか、議員もこれくらい「庶民」に近い感覚でよいと受け止めるかは人それぞれだろう。その判断は置いておいて、一連の背景を説明する。