動画のAI翻訳をイメージしたイラストをMidjourneyで生成してみた。(以下、記事中の動画、画像はすべて筆者が作成)動画のAI翻訳をイメージしたイラストを、Midjourneyで生成してみた。(以下、記事中の動画、画像はすべて筆者が作成)

生成AIの進化が止まらない。無料でWebアプリで手軽に使える画像生成AIが増え、しかもそれぞれ新しい機能を追加して、少し前ならとても不可能だったことが簡単にできるようになっている。静止画だけでなく動画生成AIも登場、テキスト生成AIが得意とする翻訳機能を備えることで「自動吹き替え」まで可能になってきた。今回はスピーチ動画をその人に近い声で外国語に翻訳・吹き替えられるツール、従来画像生成AIが苦手としてきた文字の生成ができるツール、不足する情報を自動で描き足しながら画像を拡張できるツールと、三つの最新AIツールを紹介する。いずれも無料で利用またはお試しできるものばかりだ。(テクノロジーライター 大谷和利)

AIアシスタントをシステムに組み込んだサービスが増加
生成AIが進化し「これからの当たり前」になる新機能が続々登場

 ネットショップを開設・運用できるクラウド型プラットフォームのShopify(ショッピファイ)は、先ごろ、「Shopify Magic」と「Sidekick」と呼ばれる生成AI機能をサービス内に組み込んだ。Shopify Magicは、ショッピングサイトの商品説明文やキャッチフレーズを自動的に作ってくれたり、ブログ記事のテキストを自動生成したり(英語のみ)してくれる機能。SidekickはEC事業者が利用できるAIアシスタントで、Sidekickに質問・指示出しするだけでEC業務(クーポンコードの作成、顧客データの分析、売上アップのための施策を考えるなど)を手伝ってくれるという機能だ。完全対応はこれからだが、日本語を含む複数の言語で利用できる。

 今後、こうした動きは、他のさまざまなシステムでも常識化してくるだろう。Shopifyのような有料のシステムだけでなく、無料で使えたり、試せたりする生成AIサービスの中にも、「これからの当たり前」になりそうな新たな機能がどんどん組み込まれてきている。今回は、無料で使えるAIサービスの中で、筆者が特に注目しているものを三つ紹介しよう。